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安達正興のハード@コラム

 隠し子を知った妻の決断〈 2011年 7月 3日 日曜日 )

●シュワとマリアのケース
Arnold Schwarzenegger & Maria Shriver夫妻は夫がカリフォルニア知事になる前もその後も似合いの夫婦と思えた。結婚して25年、仲睦まじいところへ夫に隠し子がいたのだから男女の中は秘密だらけ、わからないものですね。

夫妻の邸宅で20年も勤めていた家政婦さんが隠し子の母というから、シュワどのは本妻と内縁さんと同じ家で20年過ごしてきたことになる。なかなかのシュワン(手腕)、知事としても優秀だった。隠し子がばれると悪びれせず認めたことも品格がある。

それで5月以来別居していたが、マリアさんは離婚を申請。理由を「修復不可能な不和」irreconcilable differencesとし、4人の子供のうち未成年の二人の共同親権を求めた。わたしはケネディ・クランが好きではないが、マリアさんの離婚申請に大賛成。彼女はシュワ君が知事選にでたとき、洪水のように不倫スキャンダルが出て、シュワどのは「火のない所に煙は立たない」where there is smoke, there's fire.と認めたが妻マリアは夫を支持した。だが今回は裏切られたマリアさんの感度が違う。修復不能なのである。だから離婚が正しい。シュワどのはグーの音もでないだろう。

とはいえThe terminatorはこれでterminateされたわけではない。I'll be back!

●ストロスカーン
軟禁解除された前IMF専務理事は夫人とレストランへ、この夫人はメディアに映像は出るが主人を支持する以外何も話さない、あるいは話す内容がない独立性のない女性なのだろうか、不可解なひとだ。

被害者のギニア女性はバカでウソつきと判明した。証言がクルクル二転三転し、いかがわしい男との電話、男から何度もまたまった金額を通帳に振り込まれていたなど、検察がヤル気を失う。こんな被害者じゃいま性犯罪など7件で起訴されているが、訴追は難しい。いっそ取り下げて無罪放免にしちゃえ!てなことになりかねない。

しかし暴行されたのは事実でDNA鑑定でクロとでた。訴追されなくても世間周知のことゆえ仏大統領選に出馬などあり得ないですね。社会党からはオランド前第一書記、オブリ党主(女性)どちらでもサルコジに勝てる。ストロスカーンの出る幕はない。しかもあの奥さんじゃねー You are finished!(了)


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幕末の奈良まちに生まれた奇豪
宇宙菴 吉村長慶
発売日 2011年6月26日
著者 安達正興
出版 奈良新聞社
装丁 カバー付き 上装本
体裁 B5版 縦2段組み 
   本文316ページ フルカラー
価格 3,750円(税込み)

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